スメハラとは

スメハラとは「臭いで人を困らせる」という意味

『スメハラ』という言葉をご存知でしょうか。

セクハラやパワハラという言葉はご存知だと思いますが、近年『スメハラ』という言葉を耳にする機会が増えてきましたね。

『スメハラ』とは『スメルハラスメント』の略で、その意味は、

スメル⇒臭い、かおり
ハラスメント⇒人を困らせること、いやがらせ

「臭いで人を困らせたり、嫌がらせをする」という意味になります。

言ってしまえば、口臭や体臭ですね。会社などで自分の口臭、体臭が周りの人に迷惑をかけたり、不快な思いをさせているとそれはスメハラになるんですね。

自分の臭いは気付きにくいので、知らず知らずのうちに周りの人たちにスメハラをしている可能性がありますよ。

日本人は臭いに敏感

日本人は世界から見ても臭いに敏感なんですね。もともと日本人は食生活(魚や野菜が中心)の影響もあり、体臭の薄い民族だと言われていて、ちょっとした臭いでも敏感に反応してしまうんですね。

実際に「自分の周りに臭いがキツイ人がいると不快に思う」と感じる方は多くおり、日本人は体臭がきつい人を避けたりする事もあります。

ちなみに欧米の人は日本人とは違い、多くの方が体臭を持っていて、8割近い人がワキガ体質だとも言います。日本人のワキガ体質の割合は約1割になるので、こうしてみても日本人は体臭の薄い民族だという事がわかりますね。

そして、口臭や体臭が相手に不快な思いをさせるという事も知っているので臭い対策を行なって口臭や体臭を隠そうともします。

臭いに関する事は指摘しづらい

会社の同僚や友達といった身近にいる人の中に口臭や体臭がキツイ人がいてもなかなか指摘しづらいですよね。

「この臭いどうにかしてほしい!」と思っても臭いに関する問題はデリケートなので、相手の気持ちを考えるとなかなか口に出して指摘する事は難しいです。

当の本人も臭いを発しているという自覚症状はありませんので、本人が自分の臭いに気付くまで改善をする事はないでしょう。

これがスメハラの特徴でもあり、スメハラの怖い所なんですね。

同じ職場に臭いがきつい人がいると仕事にも支障がでてきますし、人間関係にも問題が出てくるので深刻な問題になっている場合は多くあります。

臭いの事を相手に伝える時はこちら側も気を遣わなければいけない

では自分の臭いに気付いていない人に臭いを改善してもらうにはどうすればいいのでしょう。

家族や友達、付き合っている人の場合はストレートに「臭うよ!」と言う方が多いようですが、同僚や上司の場合はなかなか言いづらいですよね。

先ほども言いましたが、臭いに関する問題はデリケートで言い方によっては相手を傷つけてしまう可能性があります。

やはり、遠回しに伝えるか、オブラートに包んで伝える事が最良の方法になるのではないでしょうか。

始めに「ごめんね」や「傷つけたらごめんね」と前置きをするのもいいですね。相手も心の準備ができますし、親身になって受け止めてくれる可能性がありますよ。

変にその人を敬遠したり、避けたりすることで人間関係も余計にギクシャクしてしまうので、良好な人間関係を築いていくためにも直接本人に言う事も必要になります。

ただ、上記で述べてきたように臭いの事を相手に伝える時はこちら側も気を遣わなければいけませんよ。